生きとし生けるものすべてに響く天上界の歌声「モルガナイト」
【Stone】
モルガナイトは、エメラルドやアクアマリンと同じベリル(緑柱石)ファミリーに属する鉱物です。産地は比較的多く、有名なブラジルのミナスジェライスやパキスタンなどに主要な鉱山があります。
1911年、マダガスカルで発見され、後にアメリカの鉱物収集家、J.P.モルガンの名前がつけられました。このJ.P.モルガンという人は史上最大のコレクターとして知られる銀行家であり秘密結社の会員でもあったと言われている興味深い人物です。そのコレクションは、世界でも指折りのジェムストーン(宝石)が展示されているアメリカ自然史博物館に寄贈されているそうです。
モルガナイトは透き通ったペールピンクが美しい石ですが、知名度が低いので宝石としての市場ニーズはあまり期待できません。そのため、多くは熱処理が加えられてアクアマリンに変えられてしまいます。モルガナイトの中にはオレンジ色をおびているものもありますが、長時間に渡って強い日差しにさらされると、ピンク色に褪色してしまうほど不安定です。
【Power&Healing】
モルガナイトが奏でる淡いピンク色のバイブレーションの響きは、恋愛や家族愛などの身近な感情だけに作用するものではなく、かといってクンツァイトのように高尚でハイオクターブというには、情緒的で甘い音色が含まれているような気がします。
あえて言葉で表現するならば、低い音から高い音まで幅広い音域を持っているので素人が歌いこなすには難しいけれども、老若男女、人種や境遇の違いを越えて、生きとし生けるものすべて、だれが聞いても心に響いてくる愛の調べです。
その音楽は、物質的なレベルでしかものを考えられない人や、逆に現実から逃避しすべてを犠牲にして何かに狂信的に取り組んでいる人、精神世界に閉じこもっているような人には、人生の中で眠っていた献身的な愛を目覚めさせ、広い視野と必要な気づきを与えてくれるでしょう。
モルガナイトは私たちのハート(感情)に働きかけることで、地球に限らず宇宙にいたるまで、ありとあらゆるものがつながっているという全体性を、思い出させようとしてくれているのかもしれません。
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