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 サイモン&スー・リリー
  (ホリスティックヒーラー)
 

 無限の可能性を秘めたクリスタルと、身近な樹木のエネルギー
 幸せな人生を送るためにすべてがつながっている
 ヒーリングプロセスを起こす的確なキーを見つけること
【プロフィール】
イギリス・デボン州在住。インド哲学を始め、キネシオロジー、クリスタルヒーリング、カラーセラピー、グリーンマンエッセンスのプロデュース・・・etc、ホリスティックなヒーリングを行っている。'06年4月初来日、クリスタルヒーリングおよびグリーンマンエッセンスのワークショップを開催。

【図解 クリスタルヒーリングの基本】
図解 クリスタルヒーリングの基本クリスタルヒーリングの実践的なガイドである本書は、クリスタルを使って 身体のエネルギーの流れを良い方向へ整えることで、その人に最適な健康状態と活力を実現する方法を解いています。また、直観を高める練習方法や鉱物的な基礎知識から実践的なクリスタルヒーリングの方法、主要な石の特性までが体系的にまとめられています。この本は、特別な感覚を持たなくても直観を育てることは可能なのだ、と言うことを教えてくれます。この本はクリスタルの使い方がわかるというだけでなく、ヒーリングの世界をやさしく教えてくれる本でもあるのです。

「図解 クリスタルヒーリングの基本」(サイモン・リリー著/サンシナジー刊)の内容を見ると、キネシオロジーからカラーヒーリング、占星術、世界各地の伝承にいたるまで、非常に幅広くヒーリングメソッドを紹介されていますね。
サイモン&スー リリー夫妻 サイモン&スー≫14年前('92年頃)、インドの哲学を教えることからスピリチュアルなことに関するキャリアが始まりました。そのうちに、無限の可能性を秘めたクリスタルへの興味がふくらんでいきました。人によっては、たくさんの事柄を扱いすぎていると言われることもありますが、これまで身に付けてきたすべてのスキルを統合したものが私たちのヒーリングです。基本的には、ホリスティックなベースを持つものには人生のあらゆるものが含まれていて、ヒーリングプロセスもそうです。長年、自分を癒してきました。幸せな人生を送るためのゴールに向かって、すべてがつながっているのです。

クリスタルヒーリングとはどのようなものですか?
サイモン&スー≫クリスタルやジェムストーンは、過去何千年もの間、お守りや装飾品として使われてきました。形になったのは1960〜70年代になってからのことですが、クリスタルヒーリングは、古いテクニックではありません。太古の歴史を見ればつながりのあるものがあって、インドのヴェーダ(文献)にもジェムストーン(クリスタル)のヒーリングがあります。古代からの哲学の中には、すべての行動がつながっています。最初にクリスタルを利用した人は、自分自身の力を増幅させるために使いました。しかし、私たちのやり方とは大きな開きがあって、クリスタル自体が持っているエネルギーがクライアントのエネルギーと混ざり合うように、相性の良いものを使います。

サイモンさん
クリスタルヒーリングの働きを教えてください。
サイモン&スー≫不幸な感覚だとか病気は、不必要な情報や混乱、せめぎ合いが身体の中に起こった時に現れるものです。そうすると、マインド(思考)が介入し、「以前にこうしていれば良かった、そうすればもっと幸せで・・・、もっと健康で・・・」と(頭の中で)言い始めます。クリスタルは、何千年も昔から同じ形で在り続けています。つまり、"現在"しかないのです。それは、幻想から現実に目覚めさせる役割を示しています。そのため、人によってはクリスタルヒーリングを受けると、奇妙な感覚が浮き上がってくることもあります。五感によっていろいろなことを知覚しますが、どれも副次的なもので深いリラクゼーションがもたらされることが原因です。たとえば、形や色など、それまでとの大きな違いを周囲に感じたりします。達成したいものや弱点だと思われるものに目を向けることを目的とするならば、シンプルに使うことのできるクリスタルには、増幅、サポート、除去、浄化の役割があります。また、そのための方法にもさまざまなものがあります。川の流れを良くしたいのなら、水の量を増やしたり、川底の余計な石をどけたり、方法は何通りもあります。それと同じように、クリスタル、あるいはエッセンスを使って、経絡を流れるエネルギーの量を増幅させることで不均衡を取り除くことも一つの方法です。

クリスタルとエッセンス、いずれのヒーリングにも、キネシオロジーから派生したテクニックが取り入れられていますが、サトル(微細な)エネルギーに関して理解するためには必要なスキルなのですか?
サイモン&スー≫キネシオロジーは'85年から学び始めました。クリスタルヒーリングとカラーセラピーを始めたのはその後です。(ヒーリングを起こすための)キーは、一人ひとりすべて異なっていて、ある人にとってはあてはまっても、ほかの人にはあてはまらないことがあります。特別な鍵穴もありますし、大切なのは、どの鍵穴にどのカギが合うのかをはっきりと識別することです。キネシオロジーには、それを見分ける科学的に信頼できる仕組みがあるのです。私はキネシオロジーをマスターすることで、この世界に存在する(微細な)エネルギーのレベルを確かめることができました。基礎を習得すれば他人のエネルギーレベルを知ることができるようになります。ほかのクリスタルヒーラーとの最も大きな違いは、キネシオロジーを学んでいるということでしょう。

エッセンスのプロデューサーとしてはいかがでしょうか。
サイモン&スー≫世界中のフラワーエッセンスプロデューサーのおよそ半分がイギリスに集まっていると思われますが、大抵は新しいエッセンスを開発するための素材を見つけ出すことに最も情熱を傾けています。しかし、私たちは、周囲の存在が持っているスピリチュアルな特性を理解するためのリサーチをすることが前提であり、それをヒーリングに使えるものにするというスタンスでエッセンスを開発しています。エッセンスの"メーカー"だとは考えていません。それが、私たちとほかのプロデューサーとの違いです。

サイモン&スーさんがワークに使用するエッセンスと石
フラワーエッセンスの働きについて、お二人の解釈を教えてください。
サイモン&スー≫エッセンスの働きを説明することは、クリスタルよりも難しいと言えます。石のように、手に触れて、見て、楽しむことのできる美しさが、エッセンスにはありません。ですからクリスタルを扱う時以上に、マインドや感情に使用前後の変化を感じとろうとすることが必要になります。木(グリーンマンはツリーエッセンスが代表的)は、静けさや落ち着きなどをもたらす、音のないところが特性です。大きな木に近づくと、微妙かもしれませんが、確かに変化を感じます。木の持っている雰囲気によって感情に変化が起こるのです。木は、コミュニケーションの方法をたくさん持っています。人が花の美しさを見て木に注目するように、木の存在そのものの大切さをエッセンスは、教えてくれます。木という存在から受ける恩恵は、自然界の元素(エレメント)とバランスを保っていることです。

樹木のエネルギーについて、より具体的に説明してください。
サイモン&スー≫なぜ、木の存在によってこのようなことが起きるのか?木は、そこが嫌いな場所だったとしても、成功するためにはその場所で花を咲かせ実を実らせるしかありません。成長していく中で、いかに自然と調和していったらよいのかという資質を与えてくれる力を持っているのです。クリスタルと同じように、人生において特別なエネルギーが欲しい時、石の美しさに惹かれるように、自然とエッセンスに惹かれます。

クリスタルも同じだと思いますが、エッセンスをヒーリングに使う場合、その選択によって得られる効果が大きく異なってしまいますよね。
サイモン&スー≫すべて効果はありますが、特別なものを選べば、はるかに大きな効果が得られます。クリスタルは何万年もの長期に渡って同じ姿で存在しますが、樹木は限られた年数で成長する、人間と同じようにやがては死ぬ存在です。その意味では、木は石よりも人に近く、より理解しやすい存在なのかもしれません。自分にとってふさわしいエネルギーが何かを見ていくには、それが何のエネルギーなのかをしっかりと把握した上で、いろいろなエネルギーを感じ取ってみることです。

サイモンさんとスーさんにとって、ヒーリングとは何ですか?
サイモン&スー≫だれがヒーリングの中心で、だれがヒーリングを起こすのでしょうか。ヒーリングは、自身の持っている力でしか起こりません。そういう意味では、ツールとして最もシンプルで強力なエネルギーが、クリスタルなのかもしれません。

たとえば、魂とつながり、人生における本当の目的を見つけ、ヒーリングを起こしたいと思った時、特別なエネルギーを持った石やエッセンス、あるいはメソッドがありますか?
初の来日ワークショップの模様 サイモン&スー≫クリスタルならば、その人に合う石は、一人ひとり、その時々によって異なります。人気がある石、人からすすめられる石ではなく、自分が特に惹きつけられる石が良い石です。また、エッセンスに関しても同じです。その人にとって一番良いもの、好きなものを使うことです。グリーンマンエッセンスは、200種類以上をラインナップしています。その中にベストはありませんが、中でもツリーエッセンスは、内外の環境のバランスを取って安定させ、現実世界の中で自分の場所を認識することを手伝ってくれます。(エッセンスが)豊かにしてくれたとしても、現実の中に根付くことがおろそかになってしまうことがあります。自分を確立するためには、ツリーを最初に用いることです。ツリーの本質は、穏やかさと安定です。それらが備われば、日常生活に支障がなくなり、ゆとりができます。自分の基本ができるので、ほかのエッセンスが使いやすくなります。さらに言えば、木は常に近くに存在するので、(そのエネルギーの)理解がしやすくなります。

ワークショップの合間に、日本の植物園を訪れたそうですが、そこで樹木とワークしたのですか?
サイモン&スー≫クリスタルに10種類のツリーのエネルギーを転写しました。実は、ジャパニーズエディションのツリーエッセンスを作るために、来日前から準備に取りかかっていました。本人たちが会話をすることで、(イギリスと日本の)木と木の間には交流ができていますが、私は日本の木を通して感じる必要があったのです。木が教えてくれたのですが、ワークにしても、教えることにしても、最初は浅瀬に連れて行って楽しめるようになったら、どこへでも好きなところへ行かせます。日本にツリーエッセンス(グリーンマンエッセンス)を持ってきたのも、その一環です。そこから慣れていただいて身近になってから、木そのものに対する関心ができるまでのお手伝いをして、各自、自分のやり方で直接、木と交流して教えてもらえばよいと考えています。

スーさん
自分自身をサイキックだと思いますか?
サイモン≫最初のうちは、そうした質問をされると「そうは思いません」と答えていました。しかし、長年の修練によって物事が少し見えてきたのです。今は、自分のことをサイキックだと思っています。私は、木のメッセージを聞くことができるし、話をすることができます。そしてスーは、(スピリチュアルな)ものを見ること、音を聞くのできるシアー(予言者)です。
スー≫これまでの人生の中で、3〜4回強烈な体験をしたことがあります。最初は、私の子どもたちがまだ幼い頃、20代後半の時でした。キャンプ旅行に出かけた先で、ある晩、ふと気配を感じてまわりを見ると、"何か"がいたのです。それは、ワークをともにしている地球を象徴する存在でした。私は、鳥肌が立ちました。また、これはもっと最近のことです。スコットランド北西部の島に向かうフェリーボートの船上で、ふと気がつくと、人の形をしたエネルギー体がそばに座っていたのです。私は、頭の中で「あなたが見えているわよ。何をしているの?」と話しかけました。すると、そのエネルギー体は、「見ることができるわけないよ」と言ってから、「大きな集会があるので、一緒に島に連れて行ってもらうためにいるんだ」と続けました。私たちのエネルギーにそういった存在が、このような形で干渉していくることがあります。(こうした体験が重なって、その事実を)否定することなく、徐々に悟ってきました。

ジャパニーズエディションのエッセンス、楽しみにしています。植物園でワークした木の名前を教えてください。
サイモン&スー≫作ったツリーは、ジャパニーズシダー、タンパーツリー、ハックルベリー、ビーチ、赤に近いピンク色の桜、パゴダツリー、ジャパニーズホームビーム、ハナミズキなどです。これらが(エッセンスとして)形になるまでには、少し時間がかかります。この次、日本に来る時には試作品を持ってきますから、それをモニターになって皆さんに試していただき、その人なりの感性でどうなのかをリサーチしたいと思います。

何かほかに新しい計画はありますか?
サイモン&スー≫これからは、しっかりとした技術を身に付け、地に足を付けたやり方をしていきたいと思っています。また、エッセンスに関しては、自分たちが成長するために必要なエネルギーを送り続けてくれているので、さらに開発していくつもりです。たくさん学んで、価値のあること、環境とうまくやっていくために、もっと木を学ぶ人が増えてくれることを願っています。そして、ヒーラーを育てたいと思っています。

ヒーラーを育成するための活動としては、ICGTがすでに稼働していますね。
サイモン&スー≫ICGTは、クリスタルティーチングのカレッジです。'85年に創設され、'91年から経営に携わっています。私たちが主任教授で、主に活動しているのは、専任教師が4名、幼児対象の教師が2名です。これまでに約200名を教えてきました。さらに、そうした学校の連合として現在20校が加盟するACHO(クリスタルヒーリング関連団体連盟)があり、ICGTも属しています。各学校は、基本的なティーチングは統一していますが、個性と多様性を活かしながら基礎を教えます。イギリスには、だいたい2,000〜3,000名のクリスタルヒーラーがいますが、そのうち約300名がACHOの認定を受けた登録者です。

最後に、何かメッセージをお願いします。
サイモン&スー≫私たちは、木のことを教えるティーチャーではなく、木の代理です。木と交流するための方法、正しく的確な声をもたらすためにいます。本来のキーは、木そのものです。ツリーエッセンスは、私たちが木から聞いたことを、関心を持っている人に伝えるための戸口です。
(聞き手:辻井 信一)

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